中学生の
定期テストはもちろん,
中学受験の
小学生も何を目指すべきかハッキリしていない方も多いようです。
という訳で,
何を目指せばいいのかをちょっとお話ししたいと思います。
まず
点数については,
小テストなどの範囲が狭い試験で目指すべきものです。
学校の定期
試験は範囲
テストではありますが,
やっていない問題が出されるタイプの問題で点数を目指しても,
結局は問題の
難易度に左右されます。
そのため,点数を目指すのなら,範囲が狭い,
やれば満点を誰でも取れるタイプの
試験で目指すといいでしょう。
難易度がコロコロ変わるものには向きません。
また,
過去問はすでに
難易度がハッキリしているはずです。
何点取れば合格ラインとなっているかもわかっているはずです。
そのため,
点数でハッキリと合格ラインがわかるものにも有効です。
次に
順位ですが,これは
人数が少ない時に意識すべき目標でしょう。
例えば友達などの仲間内や,学年
順位など。
千人を超える人数では
順位を目指してもなかなかイメージがつかみにくいでしょう。
ただし,上位が常連で1位を狙えるレベルなら何人いようが
順位を
目標にしても構いません。
偏差値は大人数が受ける
試験で重要です。
学校規模の人数で出した偏差値ではあてになりません。
要するに,
小テストなどに向けての短期的な目標を立てるなら得点。
中期的な視点では順位。
長期的な視点では志望校を意識した偏差値を
目標にするといいということです。
逆に,
小テストなどで順位を気にしたり,
直前の試験で順位を目標にしたりしてもなかなかうまく達成できません。
例えばよく見受けられるのが,
「次のテストで30位アップしよう」
などという
目標は,
一時的な順位アップにしかつながらず,
継続的には達成が難しくなります。
毎回そんなに簡単に上がりませんからね(^^;)
そしてもう一つ。
「合計400点以上を目標に!」
という点数を基準とした目標の立て方。
これも
難易度でバラつきが出るためあまり意味がありません。
例えば超簡単になっていたテストで400点を達成したとしても,
入試で同じ点数が取れる訳ではありませんし,
逆にとても難しくなっている
試験で数人だけ400点を達成したとなれば,
それはすごいことです。
テストによって目標とするものは変わってきますので,
適切な目標を与えて頑張らせてあげて下さい。
あまりにもピントがずれた目標を立ててしまうと,
達成しても達成しなくてもブレがどんどん大きくなってしまって,
結果的に目標達成どころか破綻してしまいますから注意して下さいね(^^;)
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テーマ : 中学受験
ジャンル : 学校・教育