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    エビングハウスの忘却曲線とは何か?本当の意味と誤解について。

    昨日の記事の中でエビングハウス忘却曲線についての説明を入れたのですが,
    元生徒から「違いません?」という指摘を受けたので補足させて頂きます。
    まさか元生徒が読んでいるとも思いませんでしたし,
    指摘できるほどしっかりと読んで考えてくれていたと思うと非常に嬉しいですね(*^^)

    昨日の記事
    脳科学を活用した効率的な単語の覚え方





    さて,彼の指摘はこうです。
    「先生の引用した話は忘却曲線ではないのではないか?」
    でも世の中の忘却曲線の話はほとんど私の説明したのと同じ説明です。
    果たして間違っているのは世の中の一般的な話か,それとも彼か…



    実は一般的な忘却曲線が間違っています(笑)
    誤解を招かないように一言書いておけばよかったですね。
    ごめんなさい(^^;)

    さて,記憶の話となるとよく出されるエビングハウス忘却曲線ですが,
    実は彼が研究していた内容と,よく出てくるエビングハウス忘却曲線は別物なのです。



    エビングハウスが調べていたものは記憶量ではなく,節約率というものです。

    彼は実際の世界に使われている言語では知識量や経験の差から記憶にも差が出てしまうと考え,
    無意味な実在しない単語をいくつか作りました。
    tob,gex,jor, nuk,sab などの単語です。
    この単語を覚えてもらい,ある時間ごとにもう一度覚えなおしてもらうという実験をしました。

    例えばこんな感じです。
    tobという単語を覚えてもらうと,10分かかりました。
    それを1時間後に覚えなおしてもらうと約6分かかりました。
    つまり,1時間後にもう一度覚えなおした時には4分時間が節約できた事になるので,
    節約率は4/10≒40%
    こんな感じでどれだけ節約できるかと計測していった結果,

    20分後   :節約率が58%
    1時間後   :節約率が44%
    1日後    :節約率が26%
    1週間後   :節約率が23%
    1ヶ月後   :節約率が21%



    となったそうです。
    そしてこの結果から分かった事は,

    記憶の忘却は1日以内に急激に起き,それ以降は急激な忘却は起こらないというものです。
    実はエビングハウス記憶量の話しなんてしていません(笑)



    ではなんで今よく言われている話は記憶量の話になってしまったのでしょうか?

    これはエビングハウスの実験結果自体も不確定要素が多すぎてどう解釈していいか人によって分かれたからです。
    例えばjorという単語
    「これって炊飯ジャーのジャーのことかね?」
    とかと考える人が出てくると,その途端無意味な単語ではなくなります。
    真偽の程は置いておいて,関連づけられた単語となってしまうのです。



    また,無意味な単語の羅列で実験していることから,
    実際の生活との記憶とは関連がないとも言われています。
    例えば
    「明日はカレーにするから,明日の帰りに人参,ジャガイモ,玉ねぎ,肉,ルーを買ってきて。」
    と言われて,1日後の明日,節約率が26%だから,○○分かけて覚えなおさないと!
    というのはなんか変ですよね?
    実際の世界で使われる記憶は大体生活に関連している記憶です。
    そのため,当てはまらない事も多々あるのです。



    ではなぜエビングハウス忘却曲線が?

    それは説明するのに都合がいいからです。
    1日後の節約率が58%という事は,42%は覚えていたと解釈すると,
    全体の記憶量に対して42%分は覚えていたという説明ができます。
    逆にいえば,58%は忘れてしまったと。

    もちろんエビングハウス自身はそんな事言ってません(笑)
    よって実は間違った解釈であると言う事になるわけです。

    じゃあ完全に嘘なのかというとそんな事もありません。
    科学について研究してきたのはエビングハウスだけではありません。
    エビングハウスの忘却曲線が有名になっただけで,
    それ以外にも色々なデータはあります。

    ただ,やはりどの研究もエビングハウスと同様,不確定要素を取り除く事が難しく,
    あくまで一般論に落ち着いてしまいます。
    記憶量についてもそうです。
    あながち間違っている訳ではありません。
    復習を早めにする方がいいのは確かなのです。



    そしてもう一つ。
    一般的な勉強がエビングハウスのような実験と同様になっている事も確かなのです。
    そう,無意味な単語の羅列を暗記しているだけの勉強の現状です。
    英単語や漢字を書きまくって覚える,単語カードで覚える。
    問題集を何度も解いて覚える。
    いずれも意味をよくわからなくてもとりあえず頭に叩き込もうとする勉強法です。
    エビングハウスの行った無意味な単語の羅列を覚えるのと同じじゃないですか?(笑)

    この勉強法なら,エビングハウスの実験結果に近い再現が出来てしまうということです。
    つまり,1日後には節約率は25%。
    1時間かけて覚えた単語なら,45分はかかるということです。

    昨日は100個覚えたら75個忘れると言いましたが,
    正確には覚え直すのに75%相当の時間がかかるということです。



    ま,結論を申し上げますと,
    いくら正確な知識を伝えようとしても,それがわかりにくいものだと伝わらない。
    よってわかりやすく,イメージしやすいように解釈してしまったのが,
    今よく使われるエビングハウスの忘却曲線
    だということです。

    よく使われる忘却曲線はあくまで一般論です。
    正確ではありません。
    しかしそれはエビングハウスの忘却曲線とて同じ事です。

    どう解釈してどう使うか,その違いです。
    エビングハウスの研究結果と一般的なエビングハウスの忘却曲線は別のものではありますが,
    意味を持たない丸暗記に頼った記憶が1日の内で急速に失われる事は確かです。

    だからPHIでは徹底的に原理原則を追求する指導をし,
    常に子供たちに考えさえ,記憶を絡めていく工夫をしています。
    うまく解釈して,効率的な勉強をして下さいね(^^)/

    学習法指導塾PHI 切替


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